「要介護」と認定された場合のサービスの受け方(2)

施設サービスを受ける場合

施設サービスを受ける場合の流れは以下になります。

1.各施設へ連絡

施設サービスを受ける場合は、現在の心身の状況等を勘案し、利用者に該当する施設のなかから希望する施設へ連絡をします。希望した施設に空きがある場合は申し込みをして入所をするという流れになります。現在はだいぶ増えてきた介護施設ですが、地域等によっては空きが出るまで入居を待つ場合も多くあります。空きが無い場合は、まず在宅サービスを受け施設に空きが出た時点で施設サービスへ切り替える方法もあります。施設サービスを希望する場合は、地域によっては新規に入所者を受け入れる余裕が無い施設も多くあるので、受け入れ可能な施設を探す必要があります。

2.相談

入所できる施設が見つかったら、施設にいるケアマネジャー(介護支援専門員)などへ利用者本人の心身の状況や環境等を説明します。また、受けたいサービスなどの希望を伝え、介護保険の適用の範囲やどのようなサービスを受けるかを相談します。

3.施設サービス計画

相談に基づき、施設に入所して受ける具体的なサービスの内容が施設サービス計画として作成されます。

4.契約

施設サービス契約に基づき、サービスを提供する施設事業者と契約を結びます。介護保険でサービスを受ける場合はサービスを提供する事業者と契約を結ぶ必要があります。契約内容の説明をよくきき、契約書の内容を確認して捺印します。

5.サービスの開始

契約に基づき入所の準備を進め、施設へ入所しサービスを受けます。

★施設サービスを選ぶときのポイント
介護施設の数は以前よりも増えましたが、地域によっては希望する施設が満員で空きが出るまで待つ場合も多くあります。その場合にはまず在宅サービスを受け、空きが出た時点で施設サービスへ切り替える方法もあります。また、各施設の特徴がよくわからず不安な場合は、施設によっては施設サービスと在宅サービスの両方を提供しているので、入所を希望する施設のデイサービス、デイケア、ショートステイなどを体験してから入所する施設を選んでもよいでしょう。

在宅サービスを受ける場合

自宅を中心に在宅サービスを受けることにした場合、次のような流れになります。

1.指定居宅介護事業者へ連絡

自宅で介護サービスを受ける場合は介護保険の指定をうけた居宅介護事業者へ連絡をします。指定居宅介護事業者は数多くありますが、市区町村から届く介護認定通知とともに指定居宅事業者の一覧や連絡先も同封されている場合が多いので、各事業者の評判や特徴を参考に、好みの居宅事業者へ連絡を取ります。

2.相談

居宅介護事業者にいるケアマネジャー(介護支援専門員)などへ利用者本人の心身の状況や環境等を説明します。また、受けたいサービスなどの希望を伝え、介護保険の適用の範囲やサービスを提供できる事業者の有無等を確認しながらどのようなサービスを受けるかを相談します。

3.ケアプランの作成

相談の結果に基づき、具体的なサービスの内容のプラン(ケアプラン)が作成されます。

4.契約

ケアプランに基づき、サービスを提供する事業者と契約を結びます。介護保険でサービスを受ける場合はそれぞれのサービスを提供する事業者と契約を結ぶ必要があります。ケアマネージャーが契約の段取りをしてくれるので、契約内容の説明をきき、契約書の内容を確認して捺印します。

5.サービスの開始

契約に基づき、それぞれの事業者からヘルパーが派遣されてきたり、デイサービスを受けたりします。

★介護保険の対象にならない訪問介護(ホームヘルプ)に注意!
訪問介護では、日常生活の中で介護、援助が必要な家事援助サービスが受けられます。しかし、介護保険の対象となる家事援助は日常生活のための掃除や洗濯、食事作りなどです。したがって、次のような家事援助は原則として介護保険の対象とならないので注意をしましょう。

  • 本人以外の部屋の掃除
  • 家族のための家事など、利用者本人がやらなくても日常生活に支障がないもの(例:庭の手入れ、草むしりなど)
  • 大掃除など普段はやらない家事

介護環境サービスの対象となる住宅改修の種類

給付の支給対象となる住宅改修は、次の通りです。

  1. 手すりの取り付け
  2. 段差の解消
  3. 滑り防止や移動を円滑にするための床または通路面の材料の変更
  4. 引き戸などへの扉の取り替え
  5. 洋式便器などへの便器の取り替え

その他1.~5.の改修に付随して必要となる以下の改修(壁の下地補強、給排水設備工事、下地補修や根太の補強、壁または柱の改修工事、給排水設備工事)

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