セミナーを開催する前に

どのような内容で介護セミナーを行ったらよいか

「初心者向け介護セミナー」の場合

企業や労働組合の皆様から、介護セミナーの内容についてお問い合わせいただくことがございます。セミナーの内容の前にまず、介護セミナーを行う目的を明確にすることが大切です。

「介護」についてを知ってもらう(きっかけづくり)
「介護」の情報について提供する(目的にあった情報提供)
「介護」と「仕事」の両立支援のため    など

現在の従業員の状況を把握できている状況であれば、おのずと内容が決まってくるところですが、まだまだ従業員について情報が把握しきれていない企業も多いことかと思います。その場合は、まずは1から。例えば初心者向けのセミナーと題して

介護の現状
介護の心構えや準備
介護保険について知る
介護をとりまく法律などについて知る
会社の介護支援制度を知る
介護サービスの内容を知る

などについてお問い合わせをいただくことが多くなっております。まずは、何から始めたらよいか分からない場合、このような中から、内容をご検討されてはいかがでしょうか? なお、ご要望で「初めての介護セミナーなので、広範囲で2の情報提供中心に行いたい」といただくことがございます。この場合に、ご出席される従業員の介護状況があまり把握されていないとセミナーに長時間を要したが、セミナーで提供される情報と従業員が知りたい情報が異なるというミスマッチが起こりやすくなります。セミナー企画の際にはご注意いただければと思います。

「具体的な介護準備をすすめるための介護セミナー」の場合

初心者向け介護セミナーを受講いただいた企業・労働組合様を中心に、第2段階のセミナーとして、具体的に介護準備をすすめるためのセミナーのご要望をいただくことが増えております。そこで、具体的介護準備検討者向けに、

介護保険の申請の仕方
仕事と介護の両立のために利用できる介護サービス
会社の支援制度

などの知識に加え、必要な介護や介護者の状況を把握する現状分析し、介護場所やサービスを検討する等のワークショップ形式のセミナーも行っております。第2段階に進んでくると、セミナーの実施と共にアンケートをとったりと従業員の状況も前回より把握できるようになってくる頃かと思います。受講する従業員の方の状況に合わせて、内容をご検討されてみてはいかがでしょうか。

セミナー構成例

年代(例) ~39(意識醸成) 40~(準備段階) 50~(直面期)
介護についての
意識・ 知識・経験
介護についての
意識がない
●介護の現状と必要性 (高齢化社会と介護の可能性) ●介護の現状と必要性 (介護に直面したときの困り事) ●介護の現状と必要性 (男性介護者の増加・意識)
●仕事と介護の両立(早めの準備)
●介護準備
●介護の始まり方 ※より実感を沸かせるために、家系図等を用いた介護を考えるケーススタディなども考えられます
介護についての
意識はあるが、
知識はまだない
●支援の活用・特徴 ●介護保険と介護施設 ●支援の活用・特徴
●介護保険
●介護施設
●介護する人への支援
●介護に関するお金
介護についての
知識はあるが、
利用していない
●仕事と介護の両立を考える (金銭を考えるケーススタディーなど) ●仕事と介護の両立を考える (仕事との両立の方法を考える ケーススタディーなど)
介護を現在している、
または経験済み
●介護保険の利用のポイント
●民間サービスの利用方法
●ケアマネージャーの見極め方
●介護の仕方(在宅の場合・施設の場合)
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